小学生向けの防災リュックの中身はどうする?必要なものリストを大公開!

小学生向けの防災リュックの中身どんなものがあればいいのか、必要なものリストをピックアップして解説していきます。

小学生を子どもに持つあなた、こんなお悩みありませんか?

・小学生向けの防災リュックの中身は何を入れたらいいんだろう?

・なぜ小学生向け防災リュックが必要なんだろう?

・小学生向け防災リュックはどんなことに注意したらいいのだろう?

いきなり子どもが小学生になったからといってすぐに子ども用に防災リュックの中身をそろえるのって大変ですよね。

そこで小学生向け防災リュックの中身についてやその注意点について調べてみました。

この記事でわかること

・カテゴリーに分けて中身を考えることで準備しやすくなる

・ランドセルで持ち物管理を始めるので、小学生から防災リュックを用意するのがおすすめ

・親子の共同作業として定期的に見直すのが大切

小学生向けリュックの中身はどんなものを入れるのがいいのかについてさらに詳しく解説していきます。

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小学生向け防災リュックの中身は何を入れる?

基本的に内容量は1泊分を目安にカテゴリーに分けて準備しましょう。

小学生のランドセルの重さは平均4キロほどでそれを上回ることもあるそうですが、あまり重すぎるのは避難の妨げになってしまうので子どもの体力に合わせて調整してください。

実際小学生の荷物はかなり重いなと大人の私でも感じます。よく持っているなぁといつも感心しています。

どんなリュックを使った方がいいかというと、理想は防水仕様でリュック自体が軽く内容量がたくさん入るものです。

ですが、防水で軽くて内容量が多いからといって大人用を持つのは体のサイズもあるので、負担が大きくなります。最終的にはお子様が持ちやすいリュックがいいと思います。

身分証明証のコピーや現金などの貴重品類

災害時はどんな状況になるか分からないため、身分証(保険証)のコピーや現金は必須です。

〈身分証明書(保険証)のコピー・緊急用連絡先メモ〉

こちらは災害時子どもと離れ離れになった際に周りの大人に連絡を取ってもらえるように、自分が誰なのかどこに連絡すればいいのかがわかるようにカードやメモにして入れておきます。

〈現金〉

低学年のお子さんには大金は必要ないかもしれませんが、高学年のお子さんには現金を少し多く持ってもらうことは有効です。

特に小銭を多めに持つことで公衆電話を使うことができます。また、自分で食料を調達することもでき使用用途は災害時においてかなり広くなります。

私が初めて買い物などでお金を使ったのは、今ではほとんどなくなりましたが駄菓子屋さんだったと思います。

都会では電車やバスなどで毎日お金を使う小学生は珍しくありませんが、ほとんどが定期券や交通系ICを使った物かと思います。

私はやっぱり小学生の時は現金で物を買うという行為自体が大人になったような気分になれたのを思い出します。

また最近では公衆電話も少なくなってきてしまい、平常時にお子さんと一緒に使ってみるのも楽しく学べるチャンスだと思います。

500mlペットボトルの飲料水3本と長期保存のお菓子

避難所に行くまでの時間を凌ぐためにも飲料水と長期保存のお菓子は非常食としてお子さんに用意してあげてください。

〈飲料水500mlのペットボトル3本(1.5ℓ)〉 

子どもの体力に合わせて重さを考えながら入れてあげてください。
最低500mlのペットボトル2本は入れておきたいですね。

〈長期保存のお菓子・食べ慣れているおやつ〉

長期保存ができるようなキャンディなどのお菓子を入れておくと避難生活が長くなっても少しは気が紛れるアイテムの一つです。


また、普段食べ慣れているお気に入りのおやつがあることで安心にもつながります。

トラブル時に対応できるようなグッズ

災害時に避難する際などでトラブル時に対応できるグッズを持っておくと安心です。

〈ホイッスル・防犯ブザー〉

ホイッスルは特に救助が必要な際に自分の居場所を示すことができるアイテムです。

また防犯ブザーは犯罪行為や性的暴行に巻き込まれた際有効な物です。

防犯ブザーはすでにランドセルにつけているお子さんも多いので身近かと思います。

私が小学生の頃は警察署から支給されて支給される際に警察官の方から使い方などを教えてもらった覚えがあります。そういう機会があると親は助かりますよね。

〈軍手〉

せっかくなので子どものサイズにあったものを用意してあげましょう。大人用のブカブカのサイズでは逆に怪我をしてしまう恐れもあり逆に危ないです。

〈ライト・懐中電灯〉

災害が明るいうちに起きるとは限らず、夜や暗い中で起きてしまうこともあります。

普段私は携帯を頼りにしていますが、それでも何かあった時不安なので小さなライトを枕元に置いています。

リュックにライトや懐中電灯があると避難の際に一人でも行動ができ親も助かります。

〈モバイルバッテリー・充電用ケーブル〉

最近は小学生のうちからキッズケータイやスマホを持たせているご家庭も多いのではないでしょうか。

もちろんキッズ携帯やスマホを小学生のうちから持っていることで災害時も連絡が取れます。

ですが災害時回線が混み合ったり移動することで電池の消費量が激しく充電がなくなってしまう可能性も増えるのではないでしょうか。

なので少し重くなりますがモバイルバッテリー・充電ケーブルがあると便利です。

小学校低学年だとモバイルバッテリーの使い方がまだわからないお子さんもおられるので大人が使っているときに手を止めて一緒に使い方を伝えてみるのも大切です。

雨風など外的要因から身を守るためのグッズ

災害が起きる時が、晴れていてちょうどいい気候とは限らないので雨風などから身を守るグッズを持っておきましょう。

〈レインコート〉

上下が分かれているレインコートがあると動きやすく便利です。
ビニールなどで代用もできますが、あれば避難や作業に役に立ちます。

〈着替え〉

下着(肌着)・靴下・インナー類・夏でも冬でもある程度着ることができるものを用意しておくと安心です。

〈暑さ・寒さ対策グッズ〉

冷却グッズや防寒シート・カイロなど暑さと寒さを一時的にでも、雨風・暑さ寒さを凌げる物を用意することです。

(冷却パック、レジャーシート、エマージェンシーシート、カイロなど)

特になどアルミブランケット(エマージェンシーシートや防災シートと呼ばれている防災用のシートのこと)は敷いたり、掛けたりと用途が多様で1つあると便利なアイテムです。

感染などから守り予防するための衛生対策グッズ

避難所など人が密集しているところでの生活で感染症などから身を守るための衛生グッズを持っておきましょう。

〈簡易トイレ〉

様々なタイプのものがあるのでお子さんと一緒に使い方を確認しながら入れてみましょう。

私も正直いろんなタイプがあって驚きました。大人も使ったことがない方が多いのではないでしょうか。一度広げて試してみるのもいいかもしれません。

〈使い捨て不織布マスク〉

緊急時避難所など人がどうしても密集してしまう場所で心配なのが感染症かと思います。

そして子ども用のマスクはどうしても避難所では入手するのが難しいので子どもでも大きすぎないマスクを用意できると安心出来るかと思います。

幼児期ではなかなかマスクをしてくれませんが小学生になると大人の真似をして意外とマスクを嫌がらずしてくれるお子さんも増えます。

〈ウエットティッシュ〉

災害時水が利用できない時に手を洗う代わりになる、食器を拭くことができるなど使用用途が多数あります。災害時水は貴重です。水の代わりになるグッズは見ておきたい物です。

〈歯磨きシート〉

これもまた非常時には貴重な水を節約できます。ですが、お子さんによっては使い方がわからない子もいるので防災リュックを用意する際に家族で使ってみるのもいいかもしれませんね。

私も歯磨きシートは夜行バスの中でも使えるので旅行の際重宝しています。幼児でも一緒にやると楽しいといって意外と使ってくれたりするんですよ。

〈救急グッズ〉

それぞれの家庭で普段用意しているものがあればその中で最低限必要なものをピックアップしてもらうのもいい手かと思います。

また常備薬・お薬手帳など親御さんが持っていてもお子さん自身が持っていてもいいですね。

はぐれてしまった際に、避難先でケガや病気になってしまったときに必要です。

常備薬は少量、お薬手帳は直近のページをコピーするのもいいですよ。

そんな中でも「絆創膏」は自分でも出来る手当グッズなのでお子さんのリュックに必ず入れておきたいものですね。

可愛いものなどだと自分で進んで貼ってくれる子もいます。

〈タオル〉

災害時持ち出したいものがたくさんあり、タオルは嵩張ってしまいますが、防災時に便利な圧縮タオルなどもあります。

もし圧縮タオルなどを入れる際には使い方をお子さんと一緒におさらいしておきましょう。水で戻したりと少し手間がかかります。

私も恥ずかしながら調べるまでやり方などわかりませんでした。

〈ビニール袋〉

取手がついているビニール袋や中が見えない袋があると便利です。
ビニール袋は災害時かなり活躍します。

活躍の例として下記のようなことが挙げられます。

  • 水を運ぶ際にリュックにセットすることでバケツのように使うことができる
  • ビニール袋をビニール手袋のように使うことで感染予防にも使える
  • 子どもであれば雨具代わりにもなる

災害時のストレスを緩和させるためのグッズ

災害時子供達には普段と違う環境で過ごす事が大きなストレスなので、少しでも和らげられるグッズを持つと親御さんも嬉しいです。

〈音の出ないおもちゃ〉

折り紙・トランプ・ぬいぐるみ・アナログのおもちゃなど避難所でも静かに友達と一緒になって遊ぶことができます。

〈筆記用具〉

ペン・油性ペン・メモ帳・落書きノートなどです。
※油性ペンは避難所で自分のものに名前を書いたりするのにとても便利です。

〈本・漫画〉

様々な環境においても気を紛らわすことが出来るアイテムです。

このようなものが小学生向け防災リュックには必要になると思います。

ですが上記のもは最低限持っていると便利なグッズになるので、親子で話し合いながら追加したり、減らしたりしてみてください。

なぜ小学生向け防災リュックが必要なのか?

ランドセルで持ち物管理をし始めるころで、学校でも災害について考える機会があり、小学生向けの防災リュックがおすすめです。

また家族で荷物を分散させられるのも、理由の一つです。

理由は3つあるので、それぞれ解説していきます。

1つ目の理由としてランドセルで自分の持ち物を管理できるようになるからです。

小学1年生の入学式を想像してみると、ランドセルからは我が子が見えず、ランドセルが勝手に動いているような姿を見るとすごく愛らしく感じますよね。

小学生になると自ら時間割を見て用意し小学校へ自分達の力で登校していきます。

私も保育園の時と違い自分で準備し登校することを少しかっこよく感じていたことを思い出します。

これは自立の絶好のタイミングではないでしょうか。

2つ目の理由として、小学生になると様々なことに興味を示し自ら行動することができるようになるからです。

また、地域や教育現場で防災について学ぶ機会が増えるのも小学生からです。

私は小学校の頃に地震の揺れを体験する機会があり幼ながらもとても印象に残っています。

これらの学校行事などは絶好の機会です。そこで、自分自身で防災リュックを用意することは防災意識を高める事、自己防衛意識を持たせることができる良いきっかけになります。

3つ目の理由として、避難する際に少しでも荷物を分散することが出来るからです。

災害の際一番に考えないといけないのは命ですが、次に生き延びていくことを考えます。

そのために、自分が生活していく中で必要最低限の物を持つことができるのが理想だと思います。

お父さんだけではなくお母さんも持てば2人で運ぶことができますが、子どもたちも持つことで実質的に持ち出せるものが多くなります。

小学生向け防災リュックを用意する上での注意点は?

注意点は定期的な見直しが必要なこと、親子での共同作業が必要な事の2つあります。

〈定期的な見直しを心がけるようにしましょう〉

小学生の防災リュックを用意する際一番注意しなければいけないのが2年に1度は防災リュックの中身を見直してほしいということです。

子ども達は日々成長していき、小学校の低学年や高学年では出来ること出来ないことが全く違います。

ランドセルは同じものを使っていてもランドセルの中身は全然違うんです。

また女の子は特に生理用品が加わったりと体の発達も大きい時期なので、気に留めておいてほしいです。

〈防災リュック作りはお子さんとの共同作業が大切〉

防災リュックを作る目的として、家族で防災について考える事があります。

一緒に用意する事で防災について考えるいい機会になります。

意外と子どもの方がどんなものを、なぜ入れたか覚えていることも多いです。

また子どもと一緒に作業することでグッズの利用方法の確認ができます。

そして、子どもの知らないことや出来ないこともわかるのでその場で伝えることができます。

一緒にやるのは面倒に思うかもしれませんが、先々を考えると効率がいいです。

まとめ

  • 小学生向け防災リュックの中身はそれぞれカテゴリーに分けて1泊分用意
  • 小学生向け防災リュックを用意する理由は、自立と興味関心の絶好のタイミングであり、家族の一員としての役割を果たせる年齢になったから
  • 2年ごとに中身の見直しとお子さんと一緒に用意することが大切

小学生向け防災リュックの中身は1泊分をカテゴリーに分けて用意することで迷うことが少なくなり初めてでも考えやすくなりますよ。

またランドセルで持ち物を自己管理することで自立心が育つ時期であり、様々なことに興味関心が強くなる時期でもあります。

そして家族の一員として役割を果たすことが出来るようになる時期という最高のタイミングです。

この機会に、小学生向け防災リュックの中身を考え定期的に見直しながら親子で共同作業をしていくのが重要です。

お店で買うと重いので、ネットがおすすめです。

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